きちんと治療して一歩前進

悩む人

痛みや辛さは我慢しないで

種類にもよりますが、病院での治療にはお金がかかるというイメージを抱いている人も少なくありません。特に自分が治療を受けたことのない分野や治療法などではその傾向が特に強くなりやすく、精神科・心療内科での治療費は高額という印象を抱いている人もいるでしょう。では実際に治療にはどの程度の費用がかかるのでしょうか。病院の種類にもよりますが、初診料は五千円〜一万円前後くらいが相場と言われています。一般的な問診を中心とした診察ならその後は診察代が二千円前後、薬代は数百円から三千円程が相場と言えるでしょう。非定型うつの場合、薬による治療と認知行動療法とを並行する場合もあり、更に一万円〜二万円ほど金額が上がることもあります。ここまでみるとかなりの金額がかかるように感じますが、診察のたびに同じ金額が発生するわけではなく、認知行動療法は1ヶ月に2回、薬は3週間分といったようにまとめてお金がかかるだけで、1日あたりの金額で見ればそれほど高額ではないでしょう。さらに、自治体や会社によっては治療や通院にかかった費用の補填や控除が受けられることもあり、保険が適応される3割負担からさらに負担分が減ることもありますから、長期の治療になる際には自治体の窓口に相談してみることをオススメします。非定型うつを始めとして、メンタルヘルスは治療が長期間に及ぶこともあり、継続的なケアが必要ですから、金銭的な負担が気になるのは当然です。不安なら医師にも相談した上で、金額的に無理のない範囲での治療を進めてみてはいかがでしょうか。あまり知られていない非定型うつですが、その患者数は年々増えているといわれており、非定型うつが国際的に認知された1980年台から比べると数十万人規模で患者が増えています。そもそもこの病気の症状はこれまでのうつ病とは違い、定義するのが難しいといわれているものです。代表的な症状としてはまず、手足が鉛のように重く感じ、夕方から夜にかけてやる気がなくなるという症状。食事や睡眠に関しては、通常の鬱なら低下するといわれていますが、非定型うつでは食欲が増加したり、いくらでも眠れるといった症状も見られます。嬉しいことや自分が楽しいと感じることを体験しているときには幸福感を覚えますが、その一方でそれらが終了すると気分も抑うつ的になるのは特徴的な部分と言えるでしょう。どうしてこうした症状が生まれるかというと、ハッキリとした原因は解明されていませんが、考え方や出自にも関係があるといわれています。そのため、非定型うつの治療時には認知行動療法を採用し、本人の物事の考え方や振る舞いをコントロールすることで症状を抑える、という治療策が採用されることもめずらしくありません。抗うつ薬や精神安定剤なども併せて服用するケースもありますが、通常のうつ病よりもこうした薬の効果が低いといわれているため、人によっては薬が処方されないこともあります。どんな病気にもわからないことやハッキリしないことがあるように、うつ病のメカニズムも全てが明らかになっているわけではありません。自分にどのような治療法が適しているかは試さなければわからないこともあるので、気長に取り組むという心構えが大切です。

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